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きょうのみどりさんの穴
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やっと、ミッドサマーを観ることができた。

結論から言うと、すごくよかった。

美しい死、美しい画面、生と死に向き合う姿勢、循環する命。全てが良かった。

人間は、自分の考えた常識に囚われ過ぎきている。
主人公の女性も、死の哀しみに囚われて、苦しんでいるのだけど、この村の習慣に強烈に触れることで死の哀しみという概念から最後は解き放たれる。
解放と救済の物語り。彼女は最後心を解き放ったんだ。

特に、頭が潰れる描写の美術がよくできていて感心した。潰れ方、血の飛び散り方すごく美しかった。死はただ美しい瞬間であるということが画面一杯に表現されていた。
白を基調に、花々と緑の配色もまた美しい。
ドラッグの幻覚の描写もちょうどよく面白い。草が身体に生えてくるのも、生命の循環を表していると思う。
監督はきっと生命について循環としか思っていないんじゃないかな。もう一つの作品も観てみたい。

哀しみの表現も強くリアルで良かった。女は、哀しみ、激しく叫びをあげ続ける。それは、側から見たら滑稽でもあるかもしれない。音楽であり踊りであり、祈り。
生命の循環のなかの死であると理解した人々でさえも、その死の瞬間は悲しげで抵抗を見せる。火に焼かれる人は叫びをあげる。
ただ受け入れるだけじゃないところが、フィクションの壁を越えて生々しい。
人は多面的だ。循環を理解している面と、死を恐怖する面が同時に存在している。

現代社会の中で、固定概念や常識に縛られ、堅い頭で居ることが生命にとってどれだけの苦しみを与えているのかがわかる作品でした。

我々はただ巡るだけの命である。驕ることなかれ。
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鬼塚緑個展「はざまの実験室」8/2に無事終了致しました。
体調のことがあり、在廊は3回しかできませんでしたが、感想ノート「はざまの自由帳」を置くことで皆様の言葉を受け取ることができました。

こんなにたくさんの言葉たちを、展示でもらったのは初めてです…!
自由帳は一生の宝物になりました。たくさんの言葉たちがきらきらしています。

たくさんの変化がありました、
たくさんの苦しみもありました、
今は幸せで、満たされていて、もう私の中に空白はありません。

穴あき穴ぽこうさぎさん、は、私でした。
この作品は全て私で、この作品は全てあなたです。

「この世は自らの鏡」

きっとそんな心情がごちゃ混ぜになって、2面的というか、哀しいのだけど、あたたかい、そんな景色が展開できたように思います。

淋しがり屋で不器用な狭間のいきものたちを、今度こそ強く抱きしめることができました。





太陽を浴びて、雨を飲んで、美味しい物を食べて、たくさん眠ろう。

Que Será, Será

大丈夫だよ。
今は大丈夫じゃなくても、大丈夫になるよ。
あなたが信じられないなら、わたしがここでひとり信じてる。

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展示にあたり支えてくださった皆様、ご高覧頂きましたお客様、サナトリウムスタッフのみんな、心からありがとうございました。
また、はざまでお会いしましょう。

2022.08.04
O2midori
はざま、はざま、はざま、と言い続けて早十数年か、
個展「はざまの実験室」やります。

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はざまってなあに?

はざまって、すぐそこにある。
はざまって、あちら(のせかい)とこちら(のせかい)がちょっとだけ重なっちゃったところなの。
だれでもいつでもそこに入ってしまうことがある。
入ってしまったときに、びっくりしないように、
そこに "居る" 子たちを、抱きしめることができたらいいね。

あの子たちは、あなたのほんとうの姿かもしれないよ。
どこかに置いてきちゃった、、ね、

鏡、鏡、鏡、鏡、割れ、割れ、割れ、割れ!
我・・・?

そう、この世は自らを映す鏡。

畏れずに覗いた者だけが、未来を得るんだよ。


すでにSNSなどでは報告済みですが、
4月21日に不思議博物館/サナトリウム 館長 角孝政さんと入籍いたしました。

今後も、制作の中で生きていくとともに、かけがえのないパートナーと一緒に生きていける幸福に感謝して、毎日を大切にしていきます。
日々学ばせて頂き、作品を作り続けていきたいです。
温かく見守っていただけましたら幸いです。
今後は夫婦共々、よろしくお願いいたします。

 
(自分としては)ついに始まりました。二人展【cornu】こるにゅ
パーソナルな展示は、2014年の個展ツアー以来になります。
ここまでくるのに、紆余曲折。

嗚呼!!!!!!!

今出せる全てを出しました。
とSNSでは書きましたが、これほんとです。

全て2021年新作です。8点。

私は【女のかたち】をテーマに描かせていただきました。

ぐるぐるぐるぐる

生命は渦である。

女も【狭間】に住むいきものかもしれないね。

作品は、線を重ねて重ねて描いています。
メディウムで透明な層も何層も作っています。
近くで目を凝らして、層まで感じていただけたらうれしいです。

言葉が溢れそうだったけど、なんだかひっこんじゃった。

12月は宮崎国画会展です。
新作描いています。

止まらない。
疾走する。
駆け抜けているうちに、人生終わるから。
疾走する。

また言葉が溢れてくれたら書きます。
それでは。

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みどり
年齢:
37
性別:
女性
誕生日:
1987/08/21
職業:
平面 立体 肉体 表現
自己紹介:
メイル
ununoctium821@gmail.com
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